2012年7月30日月曜日

掃除機の選び方・・集塵方式を決めよう(サイクロン方式)

掃除機選び方・・集塵方式を決めよう

掃除機を選ぶ時は、集塵方式をどれにするかを初めに決めましょう。

集塵方式とはゴミの集め方をどのようにしているかということです。

基本的に、「紙パック方式」と「サイクロン方式」の2通りがあります。

掃除機を主に使う方は、誰なのか、
家族を考え、また、掃除のスタイルを良くイメージしてみて選ぶようにしましょう。

サイクロン方式
空気とゴミを吸込んだ際に、
空気を、たつまき状(サイクロン状の渦巻き)に回転させます。
すると、発生した遠心力で、ゴミと空気を分離します。 

ゴミはダストケースに回収され、空気はフィルターを通過して排気します。

これが基本的仕組みです。
この仕組みの掃除機をサイクロン方式としたのがもともとの意味でした。
が、どう見ても、空気を旋回させず、
遠心力なんて、とても発生しそうもない方式のタイプにまで
「サイクロン方式」として販売しています。
こうした掃除機は、サイクロン方式として販売されてはいますが、
実際のところは、紙パックのフィルターが、
使い捨てでないプリーツフィルターなどに置き換わっただけと見ることができます。

よって、サイクロン方式特有のメリットがほとんどありませんので、
注意したほうがいいと思います。

サイクロン方式のメリット
紙パックを使用していないためコストがかからない。

空気とゴミは分離されるため、目詰まりがなく吸引力落ちない
(安いサイクロン式は殆ど分離してませんので注意)

空気はゴミと分離されているため、排気がきれい
( 安いサイクロン式は、これにあらず!!)


サイクロン方式のデメリット
ゴミを捨てる回数は、フィルター式より多い。
吸引力は、フィルター式に比べると低い。
(吸引力は、あくまで空気を吸込む量のことなので、
ゴミと取り除く能力ではないので勘違いしないように!)
吸気を高速で回転させるため、音が甲高くなる。気になる人にはつらいかも?

※本格的サイクロン式掃除機は、価格が高い。
(安いものは、擬似的サイクロン方式とでも呼んだほうがいいかもしれません)

2012年7月28日土曜日

掃除機の選び方・・はじめに集塵方式を決めよう~(紙パック)

掃除機(クリーナー)の選び方について、毎日の営業活動から感じること   掃除機(クリーナー)を選ぶといっても、その方法は一概には言えませんね。 選ぶときの項目の重要度を考えたり、自分の生活スタイルをイメージしてみたり。以外にたくさんの視点が考えられますね。 掃除機(クリーナー)の 様々な性能,使い易さ,ランニングコスト などなど。 人によっては、上記以外のことで重要と感じる部分もあることでしょう。 選び方についての捉え方が大切になるのではと思います。選び方の方向付けを決めることになりますね。 選び方と言えば、掃除機(クリーナー)という性格上、下記のように考えることもできますね。 製造した家電メーカー,性能とグレードとの価格バランス,使用する際のコスト・・など。 このように、簡単に思えるようなことですが、考えるべき事柄がとても多いのに気づかされます。 "掃除機(クリーナー)の選び方"~この結論を誰が選択し、その結論は何を拠り所としているかも大切なことでしょう。 選び方・・・選択する過程そのものも楽しみのひとつではないでしょうか。自分で比較検討出来ることは満足にもつながり、楽しいものです。 そうはいっても、専門用語が多いのは、そのとおりだと思います。 そんな時は、販売員なり、誰かに聞くのが一般的ですが、 その意見は、あなたが何を考えているかを十分汲み取ってのアドバイスとは限りません。 ここで、基本的な知識を持ち合わせていたら、的を得たアドバイスになることでしょう。 ワンポイント知識として紹介しますので、少しでも役に立てば嬉しいです。

掃除機の選び方・・はじめに集塵方式を決めよう~(紙パック)

掃除機を選ぶとき・・はじめに集塵方法を決めるといいですね。
この方法を決めておくと、あとあと比較検討が容易です。
ここで、紙パック方式にするか、。サイクロン方式にするかを
決めておかないと、比較検討がしにくくなってしまいます。

集塵方式の分類としては、
紙パック方式」と「サイクロン方式」の二つを考えるといいと思います。
また掃除のスタイルを良くイメージしてみましょう。

毎日、掃除機かけを行いますか・・
1階と2階の両方を1台の掃除機で済ませますか・・
それとも、別々に用意しますか・・
などなど・・

以下紙パックの概要です。
参考にしてください。

◆紙パック方式
吸い取ったゴミを本体内部の“紙パック”に集める方式です。
吸い込んだ空気とゴミが紙パックを通過する際に、
ゴミを濾過する形で集塵し、空気は排気されます。
紙パックがフィルターの役割りをしてます。
<メリット>
とにかく手軽で、
ゴミ捨て回数がサイクロン方式に比べると、かなり少ない です。
パックごと交換する形でゴミを捨てるため簡単です。
また、吸引力が強い です
(注意:ゴミがよく取れるのとは、直接イコールになりません)。

<デメリット>
紙パックにゴミが溜まるほど吸引力が弱くなります。
このため、吸引力が強いといえるのは、
紙パックを交換した直後程、強いということになります。
紙パックは、消耗品のため、使い続ける限りコストが発生します。

2012年7月18日水曜日

掃除機の意外な節電効果

掃除機もちょっとした使い方で節電に貢献できます。

毎日使う家電のひとつ掃除機の意外なところでの節電効果は・・・

暑い時は、冷房・・・
寒い時は、暖房・・・

その部屋での掃除するとき、
あなたは、窓 開けますか?
閉めたままにしてますか?

普通掃除する時は、窓を開ける方が多いですね。

ところが、高級な掃除機は、
排気の綺麗さが空気清浄機と同等です。

と言うことは、
窓を閉めたままで掃除をしても何も問題がないと言うことです。

問題がないだけではなくて、

むしろメリットの方が多いのです。
暖房や冷房を使っている部屋で、
掃除をするときに、窓を締めたままならば、
あたたまった空気や冷たくなった空気が、逃げないで、
ひいては、電気の節約になるのです。

こんな使い方ができるのは、
高級掃除機ならではです。

買うときにただ高いだけではなくて
こんなところにもメリットがあるのです。

いかがですか・・

ちょっと視点を変えると意外なことが見えてくるものです。

2012年7月15日日曜日

掃除機の選び方~サイクロン式(高いのと安いのでは何が違うの?)

掃除機の選び方~
サイクロン式・・高いもの安いものの違いは何?

高いサイクロン式掃除機と、安いものとでは、何が違うのですか?   
   
上記のような質問を、時々受けます。   
   
どこの量販店の店頭を見ても、   
これに対する明快な回答は、ほとんど見当たりません。
 
そもそもサイクロン式の理論と構造をしっかり把握している販売員の方は、   
どのくらいいるのでしょうか?   
   
こんな書き方をすると、販売員の方から反感が出そうですが、
メーカー営業にも責任の一端はあると思います。

安いサイクロンと高いサイクロンの違いを、
明快に数値をもって提示する・・これが一番誤解がないと思いますが・・

吸込み仕事率などは、
はっきりと数値化しているのに、
サイクロンの基本になる能力を数値化しているメーカーはありません。

まあ、これを数値化したら、
安いサイクロン式は、サイクロンと呼べないのかもしれません。
さて、サイクロン式掃除機の高い安いの一番の違いは、

この数値化できないところにあります。

”空気中からごみを分離する能力。
すなわち、台風や竜巻状の高速で回転する空気の流れを作り出し、
遠心分離の原理によって、空気からごみを分離すること”
この力の違いに尽きます

安いサイクロン式掃除機は、
この分離能力が低いのです。

だから、安いサイクロン式掃除機からは、
フィルターがなくせないのです。

かなり、簡単に書いてしまいましたが、
いくらかでも参考になったでしょうか?

なんでもそうかも知れませんが、
本当のところは、意外と伝わってないものですネ。