2013年10月5日土曜日
掃除機 サイクロン式を選ぶ基準って・・
サイクロン式掃除機のメリットとデメリット
遠心分離方式・・
吸い込んだ空気をたつまき状に回転(旋回)させることで、
ホコリと空気を遠心分離し、
ホコリはダストカップに集塵し、
空気は、集塵フィルターと空気清浄フィルターを通過し排気される
というのが、サイクロン方式の本来の定義ではあります。
が、家電量販店店頭やカタログなどでは、空気を旋回させていなくても、
ゴミをダストカップに集めるタイプの総称として
「サイクロンタイプ」と表示したり分類している傾向があります。
注意してください。
◆サイクロン掃除機の<メリット>
・紙パックが不要なのでランニングコストがかからず経済的です。
・排気の経路がゴミと別に確保されるため、吸引力が落ちにくいです。
あくまで落ちにくいのであって、落ちないわけでありません。
・吸い込んだ空気がゴミの中を通過しないため、排気をクリーンにしやすい。
◆サイクロン掃除機の<デメリット>
・ダストカップからゴミを捨てる際にこまかい粉塵が舞いちる
(この点を改善したタイプが東芝から発売された)
・排気をろ過するフィルターなど、メンテナンスが必要
(これは、空気清浄フィルターのことです)
2013年9月23日月曜日
吸込仕事率とダストピックアップ率
”吸込仕事率”がありますが、
海外製の掃除機の場合、
”ダストピックアップ率”という基準で
表記していることがありますが、
何が違うのでしょうか?
家電営業マンの私としては、
こういた数字だけの競争は、
ユーザーにとってあまり必要ないと考えるだけに、
決め手になるような記載のある
サイトをみたことがありません。
みんなもっともらしいことを書いているだけですから、
自分がどんな使い方をするか思い描いた上で、
実際に試してから購入するのが一番いいと考えます。
幸いに掃除機は試せるお店が多いですから、
数字だけで買うのは避けましょう。
2013年9月20日金曜日
サイクロンクリーナーと本物と偽物
最近は、サイクロン方式の掃除機が良く売れています。
紙パック方式の掃除機と違い、
紙パック代とか ランニングコストがかからないのが魅力の一つですが、
集塵方式が紙パックとはまったく違うため、選び方のポイントも変わってきています。
さて、
タイトルにサイクロンクリーナーの本物と偽物と書きましたが、
偽物というよりは簡易的といった方がいいのかもしれません。
では、本格的というのはどのようなサイクロンクリーナーのことを言うのでしょうか?
一言で言うのなら、
集塵フィルターがないということです。
集塵フィルター とは、
空気とごみを分離するフィルターのことですから、
当然のことながら、目詰まりをします。
そのフィルターがないのに どうしてゴミと空気を分離できるのかというと、
竜巻の様に空気を高速で回転させることによって、
遠心力を作り出しゴミの比重の違いを使って空気と分離します。
この分離能力が高く、
集塵フィルターを使わないでも、空気とゴミをしっかり分離できる掃除機を、
本格的 な サイクロンクリーナー というわけです。
2013年秋 現在では、
国内メーカーでは東芝と三菱、海外メーカーでは ダイソンが発売しています。
中でも 東芝のサイクロンクリーナーは、
ゴミの分離能力が高いだけでなく、
分離したゴミを圧縮してくれるので ダストケースから ゴミ捨ての時にゴミが舞い散ることもなく衛生的です。
ダストケースと分離室の両方が、
水洗いできるのは嬉しいですね。
掃除機は軽いのが売れている
掃除機は軽いのが売れています。
最近は掃除機を重さで選ぶ人が増えています。
小さいものが売れ、
大きくて重いものが売れなくなってきました。
確かに軽ければ、
持ち運びは便利だし掃除機本体を持ち上げての掃除も楽に間違いありません
。
ですが ひとつだけ注意点を挙げるとすれば普通に力のある方は必要以上に軽いの選ばない方が良い場合もあります。
特にヘッドが軽すぎると掃除機かけのとき、ヘッドをカーブさせた時にヘッドの端が浮き上がってしまい、ヘッドの浮きを押さえるために力を使うという、
本末転倒なことにもなりかねません。
こんな事にも注意し、実際に使ってみる時は
ヘッドを前後に動かすだけでなくカープさせたりしながら使うこともしてみてください。
スムーズに移動できるか確認すると良いと思いますよ。
2013年9月19日木曜日
吸込仕事率だけにこだわらないこと
掃除機を選ぶとき、皆さんはどんなことに気をつけますか?
選び方とはいっても、ひとそれぞれで、
考えるべきことも、視点の置き所も千差万別です。
掃除機の、
買う時や使用中の経費,性能,使用するときの気持ちよさも大切でしょうね。
人によって何を重要視するかは、
千差万別ですが、たくさんのことが考えられます。
それでは、選び方について考えてみたいと思います。
選び方と言えば、掃除機という性格上、
下記のように考えることもできますね。
購入価格と製造メーカーの信頼性,性能と耐久性,
使用中のトラブルに対する安心感=メーカーサポート体制 など。
掃除機を選ぶといってもい、
その方法なり考え方が如何に多岐に渡っているかが解ります。
掃除機を選ぶ際の選択肢の多さに嫌気がさして、
誰かに任せてしまわないで、自分で結論を出せば、
また違った楽しみが見えてくるのではないでしょぷか。
自分自身で考え、たくさんの選択肢の中から、
一台を選べるなら、また一つ楽しみが増えたも同然ですね。
ところが、
誰でもが選ぶに十分な知識を持ち合わせているわけではありません。
このようなときに、
基礎的な用語を理解していると、有意義ですね。
販売員の説明が、自分に適切かどうかまで解るものです。
ワンポイント知識として紹介しますので、少しでも役に立てば嬉しいです。
吸込仕事率
"どれだけ多くのゴミを早く吸い取るかを表した数値で、カタログには「W数」で掲載されています。
「モーターのパワー」を数値化したもので、
数値が大きいほど吸込む力が大きいといえます。"
と記載されていることがありますが、
数値が大きいのは、空気を吸込むのが大きいということ で、
ゴミを吸い込むのと一致しないということを
覚えておいてください。
2013年9月12日木曜日
掃除機の小型が売れている
サイクロン式、 大きさとしては小型化が流行しています。
今日は、この小型化について書いてみたいと思います。
掃除機を選ぶときのポイントとしては、本体が小型の方がよくれています。
本体が小型化しているということは、 重さも軽くなっているということです。
小さいから取り扱いが便利そうだとか、
置き場所にも 場所をとらなくて良さそうだとか、
確かに同じようにゴミをすうのら、いいことづくめのように思います。
家電メーカーとしては、
マーケティング調査しユーザーニーズが小型にあるとおもえば、
そのユーザーニーズにあうように製品を作ろうとします。
あくまでも その戦略が優先されるので どこかにひずみが出てくるものです。
デメリットは デメリットとしてしっかりとつたえてもらえればいいのですが、
それはそれ 経済社会ですから儲かるためには そのようなことは出来ません。
どうしても良いとこばかりアピールしてきます。
さて 最後になりましたが、
小型化の場合、クリーナーのデメリットはどこに出てくるのでしょうか?
特に サイクロン式の場合を書いてみます。
サイクロン式は、
空気とゴミを遠心分離の力で分けますので、
遠心分離室の直径が小さくなると遠心力が 発生しにくくなり、分離できにくくなります。
それをカバーすために、
モーターの力を上げようとしてもモーター自体も小型化したいわけですから、
なかなか思うようにいきません。
そこで 小型でも、より高回転力をもったタイプを使うわけですが、
今度はコストが上がることになります。
こんな風に、
あるひとつのことを優先すると様々なところに影響が出るものですが、
最終的には、
バランスというところに落ち着いて設計者の意図するところにおさまります。
さて、その設計者が意図したところが、あなたにとってぴったりならば、
この掃除機を選んでよかった ということになりますね。
こんな風に製品はできあがっていきますので、
いいとこ悪いとこみて、選んでみてください。
2013年3月3日日曜日
掃除機 パワーブラシの種類
掃除機のパワーブラシについて 次のような質問がありました
Q:パワーブラシのブラシ部分の毛足が長いのは ジュウタンに適しているのでしょうか?
A:結論から言うとジュウタンというよりは フローリングや畳の床に適しています。
毛足が長いとゴミがよく取れそうな気がしますが、ジュウタンの場合は ゴミをかき出す力がうまく伝わらず、 結果 ゴミの取り残しとなってしまいます。
それに比べて
フローリングや畳の場合は、
ゴミをかき取ることが良く出来、
フローリングの場合は磨き効果もあります。
このような パワーブラシを畳で使う場合は、畳の目にそって動かすようにしてください。
そのように動かすことによって ゴミがよく取れ、
畳の痛みも少ないです。
2013年2月9日土曜日
掃除機の使い方~節電の基本
掃除機を選ぶ時に
消費電力を気にする方は
掃除の仕方でも節電できる事にも
目を向けてみてください。
当たり前のことなのですが
"お部屋を片付けてから掃除機をかける"
たったこれだけのことで 随分と節電できるものなのです。
部屋を片付けてから掃除機をかけると
掃除機を使っている時間が短縮できるので
その分節電になるということです。
*ここで一つポイント知識です。
少し高級の掃除機には
エコモードといって
掃除機が使われていないと判断した場合に
自動でモーターの回転を押さえる機能がついているものがあります。
特に
ヘッドを床から浮かせた場合など
瞬間的にモーターの回転をおとせるタイプなど
省エネ効果が高いタイプも出ています。
2013年2月8日金曜日
掃除機のヘッドの選び方
掃除機を選ぶ時は、ヘッドを選ぶことも重要視しましょう。
掃除機本体の吸い込む力も大切ですが、
ヘッドがゴミを掻き出すのはそれと同じくらい重要です。
掃除する部屋がジュウタンの場合は、特に重要となります。
基本的には、
パワーブラシと呼ばれているものが良いです。
回転ブラシとモーターがヘッドの中に搭載されていて、
そのモーターがブラシを回転させます。
ヘッドの裏見てみると、ブラシがついているのが分かります。
ここで一つ注意です
ヘッドの裏側にブラシがついているからといって、
すべてがパワーブラシとは限りません。
タービンブラシといって、吸い込む力でブラシを回すものがあるのです。
パワーブラシか、タービンブラシかを見分けるのは、
ヘッドの取付口のところに電気をとおす 2つの電極が 見えるはずです。
これがあるものがパワーブラシです
間違わないようにしてください。
2013年2月6日水曜日
サイクロン掃除機の選び方~集塵フィルターがないタイプ
2013年1月21日月曜日
掃除機の選び方・つれづれなる思い
掃除機を選ぶ時に
家電量販店の販売員とお客様のやり取りを見ていて思うのですが・・
掃除機を選ぶ際について、少し思いをめぐらしてみましょう。
選ぶのって意外と面倒だということで、
家電量販店の販売員の方をはじめ、
誰かに決めてもらいたい方も割とみうけます。
掃除機の 様々な性能,使い易さ,ランニングコスト などなど。
上に挙げたように、多くのことがありますよね。
では、選び方の方法は、
どんなものがあるでしょうか?
選び方と言えば、掃除機という性格上、
下記のように考えることもできますね。
家電メーカーで比較する,
グレードで比較する,
性能で比較する などなど。
上のようなこと以外にも、
まだまだ多くの考え方、捉え方がありますね。
"掃除機の選び方"~
この結論を誰が選択し、
その結論は何を拠り所としているかも大切なことでしょう。
選ぶ・・比較し選択することを楽しんでもらいたいと感じます。
誰かが選んだものでなく自分で選んだもので満足できたときは、
心地よさ倍増でしょうね。
まあそうですが、
比較選択に必要な知識が得にくいとも思います。
で、ほとんどの方は、
家電量販店に行き、販売員とのやりとりとなるわけです。
この時に、基本的な知識があるのとないのとでは、
選択する内容が、かなり違ってきますね。
ワンポイント知識として綴っていますので、
少しでも役に立てば嬉しいです。
2013年1月19日土曜日
掃除機の音の大きさと質
はじめに注意点、結論を書きますと・・
カタログ数値とか、
家電量販店の表示の数値だけで評価しないように!
ということになります。
カタログとか家電量販店で表示されている数値の単位は、
db(デシベル)表示がされていますが、
この数値があらわしているのは、
掃除機本体の音の大きさになります。
つまり 実際の使用状況での
音の大きさではない と言うことです。
音の静かな掃除機を買いたい方は、
実際に使ってみてから決めたほうが良いと思います。
また音の大きさだけでなく、
特に注意して 判断したほうがいいのは、音の質です。
音の大きさは同じでも、
音質の違いによって耳ざわりな音があるもの です。
また、ヘッドの音も重要です。
回転ブラシがついていて、自走タイプのもの、
いろいろなタイプのヘッドがありますので、
実際に使ってみて 総合的に判断するようにしてください。