掃除機 サイクロン式を選ぶ基準 考
サイクロン式掃除機のメリットとデメリット
遠心分離方式・・
吸い込んだ空気をたつまき状に回転(旋回)させることで、
ホコリと空気を遠心分離し、
ホコリはダストカップに集塵し、
空気は、集塵フィルターと空気清浄フィルターを通過し排気される
というのが、サイクロン方式の本来の定義ではあります。
が、家電量販店店頭やカタログなどでは、空気を旋回させていなくても、
ゴミをダストカップに集めるタイプの総称として
「サイクロンタイプ」と表示したり分類している傾向があります。
注意してください。
◆サイクロン掃除機の<メリット>
・紙パックが不要なのでランニングコストがかからず経済的です。
・排気の経路がゴミと別に確保されるため、吸引力が落ちにくいです。
あくまで落ちにくいのであって、落ちないわけでありません。
・吸い込んだ空気がゴミの中を通過しないため、排気をクリーンにしやすい。
◆サイクロン掃除機の<デメリット>
・ダストカップからゴミを捨てる際にこまかい粉塵が舞いちる
(この点を改善したタイプが東芝から発売された)
・排気をろ過するフィルターなど、メンテナンスが必要
(これは、空気清浄フィルターのことです)